上手なお酒との付き合い方

 今年も残り少なくなってきました。コロナの状況も心配ですが、何かと集まったりお酒を飲む機会も多いシーズンになります。  日本人の男性の高血圧は、かなりの部分は多量飲酒と言われています。ちなみに、50代男性で、飲まない人の高血圧者の割合は、35%、1日日本酒なら1合が適量ですが、1合の方の高血圧者の割合は40%、2合では58%、3合以上では61%でした。

 飲酒は、高血圧以外にも、肝機能障害や眠りが浅くなったり顔がむくんだり、午前中の集中力の低下も起きやすくなります。お酒の席での失言で気まずい空気になってしまった等ということもありますよね。

 もし思い切ってこの機会に禁酒にチャレンジしようかなと思われている方は、禁酒の効果は1週間で表れてきます。まず、よく眠れるようになって、仮に睡眠時間が短くても熟睡しやすいので目覚めがよくなり、午前中の仕事のはかどりが違ってきます!その他、喉が渇く前にお茶や水を積極的にとる、食事の時にはお茶か水を必ず用意しておく、お酒はその日に飲む分だけを買う、お酒の買い置きはない等も成功のポイントになります。

 節酒ならばできそうかなという方には、食事の前に炭酸水や冷たい水を飲むこと、今より小さいサイズを購入する、休肝日の曜日を決めて趣味や運動の時間にあてる、飲み会では水やウーロン茶等を横に置いてアルコールと交互に飲む等もおすすめです。

 是非お好きなお酒は長く美味しく飲めるように上手に工夫をしてみて下さい。