
令和4年の国民生活基礎調査では、腰痛は男女ともに日本人が最も多く訴える症状で、人口1,000人あたり男性91.6人、女性111.9人が悩んでいると報告されています。腰痛は生活の質を下げるだけでなく、仕事への集中力や生産性を落とす「プレゼンティーズム(不調を抱えながら働く状態)」の大きな要因でもあります。
最近の研究では、「夜型の人ほど腰痛が多い」という結果が示されました。夜型の生活は、睡眠リズムの乱れや筋肉の回復不足、血流の滞りなどが起こりやすく、それが腰への負担につながると考えられています。夜勤をされている方や、つい夜更かししてしまう方も要注意です。
でもご安心ください。少しの工夫で腰痛は予防・改善ができます。
今日からできるポイントを10個ご紹介します。
1️⃣ 1〜2分のストレッチをこまめに。背伸び・腰ひねりが効果的。
2️⃣ 骨盤を立てて座る。腰当てやクッションが助けになります。
3️⃣ 1時間に一度は姿勢を変えて血流を保つ。
4️⃣ 温かい飲み物で体を内側から温めましょう。
5️⃣ 軽い体幹トレーニング(プランク、ドローイン)を。
(プランク:うつ伏せになり、前腕とつま先で体を支えて頭からかかとまでを一直線に保つ、ドローイン:お腹をへこませる呼吸)
6️⃣ やや硬めのマットレスで寝姿勢を整える。
7️⃣ 冷え防止に腹巻きやカイロを活用。
8️⃣ 睡眠環境を整え、短時間でも「深く眠る」。
9️⃣ ストレスは腰痛の敵。深呼吸や趣味でリラックスを。
🔟 体重管理も忘れずに。夜中の間食は控えめに。
腰は体の“要(かなめ)”です。毎日の小さなケアが、あなたの元気な働きを支えます。完璧を目指さず、「できることから」始めましょう。








