
今、日本では「やせ」も健康課題の一つになっています。
国の調査では、20~30歳代の女性の約6人に1人が「やせ」に該当しています。また、若い女性のやせを減らし、健康的な体づくりを進めることも、国の健康づくりの目標の一つになっています。
近年では、体重が少ないことだけでなく、食事からとる栄養が不足することで、月経の乱れ、骨密度の低下、貧血、疲れやすさなどにつながることも注目されています。
大切なのは、「やせているかどうか」ではなく、「必要な栄養がとれていて、元気に過ごせる身体かどうか」という視点です。
朝食を抜く、食事を簡単に済ませる、お菓子や飲み物だけで終える……。そんな生活が続いていても、「体重が増えないから大丈夫」と思ってしまうことがあります。また、「痩せたね」「細くなってうらやましい」といった何気ない言葉が、「痩せること=よいこと」という価値観を強めてしまうこともあります。
これは、若い女性だけの問題ではありません。男性も含め、私たち一人ひとりが、「健康=体重を減らすこと」になっていないか、一度見直してみましょう。
管理職の皆さんも、部下の健康を「太った・痩せた」という見た目だけで判断するのではなく、「最近、疲れていない?」「ちゃんと食事はとれている?」と声をかけることが、本人の気づきにつながるかもしれません。
企業の健康づくりも、生活習慣病の予防だけでなく、必要な栄養をとり、骨や筋肉を守ることまで含めて考えていくことが大切です。
まずは、
・食事をお菓子だけで終わらせない
・主食+たんぱく質を意識する
・体重だけでなく、体調にも目を向ける
こんなところからこころがけてみましょう。
「痩せているから大丈夫」ではなく、「元気に働ける身体を保てているかな?」そんな視点を、自分にも周りの人にも持ってみませんか。








