
梅雨の季節は、湿気や気圧の変化から体調を崩す人が増える時期です。なんとなくだるい、頭が重い、やる気が出ない、そんな時は、日々の食事に少し気を配るだけで、心も体も軽やかになります。
梅雨時の食事のポイントは、体の冷えを防ぎ、消化を促す、水分を補給し、体内の余分な水分を排出する、さっぱりとした味付けで食欲を維持する、タンパク質やビタミン、ミネラルを十分に摂取する等です
面倒な食事もコンビニやスーパーを活用するのも一つです。最近のコンビニ食は栄養バランスに配慮された商品が多く、選び方次第で十分に健康的な食事が可能です。昼食にコンビニを使っている方にもおすすめのメニューをご紹介します。
•発酵食品をプラス:納豆巻き、味噌汁、ヨーグルト(無糖タイプ)、キムチ(少量)など
•ビタミンB群を意識:豚しゃぶサラダ、ゆで卵、おにぎり(玄米や雑穀米)など
•オメガ3脂肪酸を摂取:サバ缶、鮭弁当、ツナのサラダなど
•カリウムでむくみ対策:バナナ、スイカのカップ、きゅうりスティック、トマトサラダ
•水分補給も賢く:麦茶、常温の水、無糖のスポーツドリンク、野菜ジュースなど
組み合わせの例としては、「豚しゃぶサラダ+玄米おにぎり+味噌汁」や「サバの塩焼き弁当+ヨーグルト+麦茶」などが手軽です。
ポイントは「足す」感覚で、いつもの食事にヨーグルトを一つ加える、白米ではなく玄米を選ぶ、飲み物を麦茶に替える等、小さな選択が体調改善への第一歩になります。
食事だけでなく、軽いストレッチやウォーキングで血流を促進したり、除湿機やエアコンで寝室の湿度を下げ、快適な睡眠環境をつくること、シャワーだけでなく、ぬるめのお湯にしっかりと浸かって自律神経を整えること、通気性のよい素材を選び、汗をこまめに拭いて肌トラブルを防ぐこと等も心がけましょう。心身の不調を感じやすい時期でもありますので、無理をせず、自分の体の声に耳を傾けることも忘れないようにしましょう。うっとうしい梅雨の時期をちょっとした工夫で元気に乗り切りましょう。