日々の忙しい仕事の中で、少しでも心と体をリセットできる方法をお伝えします。今回は、マインドフルネスの効果について、科学的に証明されたエビデンスと共にご紹介します。
マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を集中させることで、過去や未来にとらわれずに心を整える方法です。
海外の企業だけでなく、最近では日本の企業でも特にメンタルヘルスや生産性向上を重視する企業がマインドフルネスを導入し、効果を感じているケースが増えてきています。
ハーバード大学の研究によると、毎日短時間のマインドフルネスを実践することで、ストレスが軽減され、集中力が向上し、さらには免疫機能が強化されることが分かっています。
また、アメリカ心理学会の調査では、マインドフルネスを取り入れたグループが、感情の安定性や幸福感が増し、仕事の生産性が高まることが報告されています。
3分ほどでできる簡単なマインドフルネスを一緒に試してみましょう。
1.姿勢を整える
椅子に座り、背筋を伸ばして両足を床につけましょう。手は膝の上に自然に置きます。
2.呼吸に集中する
目を閉じて、ゆっくりと深呼吸をします。鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐き出しましょう。このとき、呼吸に全意識を集中させ、空気が体に入ってくる感覚や、吐き出される感覚に意識を向けます。
3.思考を手放す
思考が浮かんできても、そのまま受け流しましょう。今の呼吸と体の感覚に戻すことを繰り返すだけでOKです。
これを日常の仕事の合間や休憩時間等に取り入れることで、心身のリフレッシュ効果が得られ、業務の効率化やパフォーマンス向上、職場でのチーム力アップにもつながります。ぜひ試してみてください。