昨日の企業での面談の際のことです。部屋に入って来られた従業員の方の髪の毛は水色で一部金色、片側だけ刈りあがっていました。人は見た目で判断してはいけないですが、インパクトある姿に一瞬、間ができてしまいました(笑)。別のケースで真面目な管理職と休職中お会いしたら、黒髪だったのがみごとな金髪になっていたり、いずれもメンタル不調の方でしたが、髪の毛を色々な色に染めることで、今の自分から変わりたいという心理が働くのかもしれないですね。ちなみに青系は、希望を持たせてくれ、疲れた心身に安静をもたらしてくれる色だそうです。
保健師って、何人ぐらい働いていると思いますか。厚生労働省医政局看護課調べによりますと、平成28年では、看護師は121万665人、保健師は、6万2118人でした。保健師の就業場所としては、約6割は保健所と市町村で、事業所はとても少なく3079人(約5%)です。このうちのほとんどが大規模事業所に常勤でいる保健師ですので、中小企業まで十分行き届いていない現実を分かって頂けるかと思います。また中小企業の保健師は、ほとんどが非常勤で一人職場になります。回数はどのくらいが適当かは決まっているわけではありませんが、100名位で月1回はちょうどいい印象はあります。
中小企業の場合は、訪問した際に会議室がその日の保健師活動の場所になります。産業医の方は大体1時間訪問が多いようですが、私の場合、月1回1時間~3時間位になります。保健師のいる場所のイメージは、色々話ができて安心して休める所「学校の保健室」が一般的にわかりやすいかなと思います。何かあったら「保健室へ行って来いよ」的な場所を皆さんの企業にもあってもいいのではないでしょうか。是非この部分にも労力をかけてみましょう。