今は、いたる所でスマホをしている姿を見ます。そういう私も移動時間には、まずスマホをチェックしています。今や手放せないスマホですが、これによって「スマホ老眼」が増えているようです。
パソコンやスマートフォンなどの画面を長時間近距離で見続けることで、老眼と同様にピント調節が利かなくなり、最初は一時的ですが、繰り返していくと症状が重篤になってしまいます。
症状としては、画面から目を離すと、視界がぼやける、遠くは見えるが、近くが見えない(ピントが合わないと感じる)、薄暗いところで見えづらい、疲れ目や充血、夕方になると目がかすむ、目の充血や乾きや目の奥の痛み、頭痛や肩こり、首の痛み等を感じることがあります。眼の老化が進むことで、緑内障や加齢黄斑変性症などの高齢者に多い眼の疾病に若くして罹るリスクも高くなる可能性もあります。
予防としては、長時間使用を控える(スマホやパソコンを1時間使用した後は、10分ほど休憩をはさむか、難しい場合も長時間の使用をさけて定期的に目を休ませる)、ディスプレイと目の距離を離す(目にかかる負担を軽減できる)ディスプレイと目の距離は、最低でも40cm以上必要です。40cmというのは意外と遠く目安としては、個人差はありますが、だいたい両手を合わせると40cmくらいになります。スマホとの距離感、結構近いと思いますので、是非、画面からの距離を確認してみて下さい。 その他、目の周りを蒸しタオルなどで温めたり、意識的に瞬きをする等もよいです。 もう一つは、眼科医もおすすめのストレッチで、目で遠くと近くを見る方法です。詳しい方法は割愛しますが。複数回程度行うといいでしょう。目の疲れを感じる場合は無理をせず、少なめの回数で初めることで、日頃のちょっとした意識で、目の健康は保てます。できるところから、始めることが大事です。 |