2023年がスタートし、様々な所で今年は「変化の年」と言われていますが、私自身も春に事務所を三重県に移転し大きな変化の1年となります。
コロナをきっかけにオンライン化が進み、産業保健活動も新たな道が開きました。
研修がオンラインで多くなっただけでなく、保健指導や休職復帰、メンタルヘルス不調者への継続的なサポート等もオンラインで対応することが多くなりました。形は変わっても従業員が、企業が、元気にお仕事を進めて充実した毎日を送って頂くためのサポートは全く変わりません。
「健康経営」もよく聞かれるようになり、私自身も企業様に関わらせて頂いています。経営者の意識は勿論ですが、それと同じ位、管理職はキーパーソンになると思っています。どこも管理職は忙しい中、わかっていても現実は目の前の業務に追われてしまっています。経営者と現場をつなぐ管理職に、「健康経営」への理解と協力を頂けるような関わりが必要だと思っています。
一つは、管理職が気軽に相談や考えを整理できる環境を整えることもあると思います。社内でも社外でもいいと思います。管理職にとっては気持ちの切り替えや、俯瞰してご自身を確認できる時間にもなるようです。
今関わらせて頂いている企業では、管理職から部下の面談の依頼を受けることが多いですが、管理職自身が「久しぶりに話しに来ました」というケースも結構あります。オンラインであったり電話であったり。「部下の対応で困ってます!」もあれば「最近の自分の興味あること」「家族とのこと」等内容は様々です。私は管理職とのこのやり取りをとても大事にしていますし、日頃から「いつでも使って下さい」と声掛けを意識している所でもあります。彼らが元気に仕事やプライベートを少しでも充実して頂くことは、現場(のメンバー)に直結すると思っているからです。
今年も従業員とともに、管理職にも継続して関わっていきます。そして、どの企業も健康経営を進めて頂けるように関わっていきます。今年もよろしくお願い申し上げます。