制度だけに頼らない、自分でできる「柔軟な働き方」

 近年、育児や介護と仕事を両立しやすくするため、柔軟な働き方に関する制度や環境整備が進んできています。

 とはいえ、制度が整ってきていても、シフト勤務や現場対応の仕事では「すぐに働き方を変えるのは難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

 そこで今月は、制度を活用しながらも、日々の働き方の中で自分で自分を整えていくためのヒントを5つお伝えします。

①切り替えをつくる(1分)

時間は変えられなくても、気持ちは切り替えられます。出勤前に深呼吸3回、休憩前後に肩をすくめてストンを繰り返す、仕事終わりには「今日もよくやった」と声掛け等、ストレスを持ち越さないコツが大切です。

②毎日100%でなくていい

力の入れ方に強弱を意識してみましょう。忙しい日は体を守る、余裕のある日は少し丁寧に、疲れた日は力を抜く等、毎日100%でなくても大丈夫、70%の日があってOKです。

③休憩を回復の時間に

「何分」より「どう休むか」の方が重要です。休憩時間に足首をぐるぐる回してみる、ゆっくり呼吸してみる、水を一口多めに飲んでみる等、短くても回復できる方法を取り入れてみましょう。

④自分を後回しにしすぎない

お客様を大切にするためにも、まずは自分のケアを意識してみましょう。クレーム後に首・肩回し、帰宅後はまず着替える等、仕事モードを切る習慣もいいですよね。

⑤選べることを1つ持つ

小さな選択が心を守ります。音楽を聴く?それとも無音にする?座るそれとも歩く?ストレッチそれとも何もしない?「選べている感覚」は心の安定につながります。

 現場仕事でも、自分を守る工夫はできます。頑張り続けるより、回復しながら働く、無理を減らすことも大切な仕事の一部になります。自分なりに今の環境の中での柔軟な働き方を進めてみてください。