上手な間食

皆さんは、仕事をしている間で間食はされますか?食事と食事の間隔は4~5時間位が理想的ですが、実際はかなり空いてしまうことが多いですよね。

ある食品メーカーの調査によると、働く方の8割が午後に小腹がすくと答えていて、さらに働き方改革を意識している方ほど、毎日間食をしている割合が多いようです。間食をする方の平均時間としては16時17分で、おやつは15時頃より1時間ちょっと遅い時間になっています。

間食はいけないものと思われがちですが、血糖値等の関係でも食べるタイミング等を考えて利用しましょう。例えば「夕食後に羊羹を食べる」と「夕食前に羊羹を食べる」を比べた所、「夕食前」の方が血糖値の上昇を抑えられるのです。「夕食後の羊羹」は血糖値が高くなるのは勿論のこと、就寝中もずっと高値を維持しますので、控えた方がいいでしょう。どうしても食べなければならない時、小腹がすいた時は、羊羹を推奨しているわけではなく、できるだけ野菜スープ等の消化のよいものにしましょう。一番良いのは3食を十分摂るということですが、どうしてもそれができない時があります。朝食抜きや簡単にしか食べていない場合の“午前中の間食”であれば、タンパク質をとるのがいいです。手軽なプロテインバーやゆで卵、アーモンドやクルミなどのナッツ類や乳製品等を口にしましょう。残業等が予想され、遅い夕食になりそうな時の“夕方の間食”は、16時から17時あたりにおにぎりやサンドイッチ等を食べると良いでしょう。その場合は、帰ってからのごはんなどの主食は取らない方がいいです。

こうやって、タイミングと内容の工夫次第で間食はしないではなくて、賢く活用しましょう。