元気な職場に

このところ、涼しい日が続いていますが、先日暑い中、私は足利の5S学校に参加し、数社実践している企業を見学させていただきました。

と言いますのも、職場の環境改善が大事だからと思ったからです。 7月にストレスチェック制度の実施に関するデータが公表されました。皆さんもご覧になっていると思いますが、感想としては思いのほか実施した企業が多い結果でした。(義務化されたわけですから当たり前ですが・・・)ただ、以前からストレスチェックは実施していた大手の受験者率はやや伸びどまりの感じはしました。

医師の面接指導実施は会社側に申し出るわけですので、あまりでないのではと予想通りでした。あと、集団分析をしている所は約8割と、事業場の規模に関わらずこれからの運用にはよかった結果もあったと思います。

すでにストレスチェック2回目を実施している所もあります。昨年は人事担当者から「1回目はとにかくやることに意義がある!」との声をたくさん聴きました。ストレスチェックは職場や労働者が元気に働くための状況把握確認の一つのツールでしかありません。今年度はこれからどう活用していくのかをさらに検討していくことが大事ですし、職場環境(働き方)の見直しにつなげていくことが必要だと思います。

足利の5S学校で感銘したことはたくさんあるのでこれから数回に分けてお伝えしたいと思っています。まず感心したことは、訪問した企業が綺麗なことは当たり前ですが、見やすく、わかりやすく、安全な職場であることが一目でわかりました。また、そこで働く従業員の方の動きにも無駄がなく、働きやすい雰囲気も伝わってきました。思わず仕事を依頼したくなるというのは本当だなとも思いました。5Sですが、まずは整理・清掃・整頓の3Sからのようです。整理するにも、「いるもの」と「いらないもの」をしっかり見極めることが大事です。

8月は夏休みの所も多いと思いますし、お盆あたりはどの企業も少し業務に余裕のある時期に、少しずつ整理から始めてみませんか。