夏の脳梗塞に注意!

今年の夏は「危険な暑さ」「命に関わる暑さ」と言われていますので、熱中症には気を付けていらっしゃると思います。でも夏は熱中症だけでなく、脳梗塞にも注意が必要です。

脳梗塞と言うと、冬に起こりやすいイメージがあります。国立循環器病研究センターによりますと、脳動脈の動脈硬化が原因となるタイプの脳梗塞は、脱水などを契機とするので、暑い季節にも注意が必要と言っています。汗をかいて十分な水分を取らなければ、体は脱水状態となり、血液はドロドロ、詰まりやすくなります。また、夏場は体の熱を外へ排出するために血管が拡張するため、血圧の薬を飲んでいる方等は血流が遅くなり、血栓もできやすくなると言われています。

予防には、こまめな水分補給が必要です。日中とともに、寝ている間も汗をかきますので、就寝前や起床後にもコップ1杯(200ml)の水は飲むようにしましょう。麦茶や番茶等がおすすめです。アルコールは発汗作用や利尿作用がありますので、飲酒後は必ず水分を取ることが大切です。勿論、それ以外の高血圧や喫煙、塩分や脂肪のとり過ぎ、アルコールの過剰摂取、運動不足、太り過ぎ等への調整も必要です。

万が一、脳梗塞を含む脳卒中を疑うような症状「FAST(ファスト)」があったらすぐに対処が必要です。Face・・・「顔の麻痺」顔の片側が下がる、ゆがみがある、「イー」と言えるかどうか、笑顔を作れるかどうか等でチェックしてみましょう。Arm・・・「腕の麻痺」片腕に力が入らない、両腕を上げたまま10秒程キープできるかチェックしてみましょう。Speech・・・「言葉の障害」短い文がしゃべれない、この3つの内、一つでも当てはまることがあれば、Time・・・発症時刻を確認して、すぐに119番をします。

介護が必要となる主な原因の第一位は、脳血管疾患と言われています。今年の暑い夏をしっかり予防して乗り切りましょう。

スマホ老眼!?

今は、いたる所でスマホをしている姿を見ます。そういう私も移動時間には、まずスマホをチェックしています。今や手放せないスマホですが、これによって「スマホ老眼」が増えているようです。
パソコンやスマートフォンなどの画面を長時間近距離で見続けることで、老眼と同様にピント調節が利かなくなり、最初は一時的ですが、繰り返していくと症状が重篤になってしまいます。
症状としては、画面から目を離すと、視界がぼやける、遠くは見えるが、近くが見えない(ピントが合わないと感じる)、薄暗いところで見えづらい、疲れ目や充血、夕方になると目がかすむ、目の充血や乾きや目の奥の痛み、頭痛や肩こり、首の痛み等を感じることがあります。眼の老化が進むことで、緑内障や加齢黄斑変性症などの高齢者に多い眼の疾病に若くして罹るリスクも高くなる可能性もあります。
予防としては、長時間使用を控える(スマホやパソコンを1時間使用した後は、10分ほど休憩をはさむか、難しい場合も長時間の使用をさけて定期的に目を休ませる)、ディスプレイと目の距離を離す(目にかかる負担を軽減できる)ディスプレイと目の距離は、最低でも40cm以上必要です。40cmというのは意外と遠く目安としては、個人差はありますが、だいたい両手を合わせると40cmくらいになります。スマホとの距離感、結構近いと思いますので、是非、画面からの距離を確認してみて下さい。
その他、目の周りを蒸しタオルなどで温めたり、意識的に瞬きをする等もよいです。
もう一つは、眼科医もおすすめのストレッチで、目で遠くと近くを見る方法です。詳しい方法は割愛しますが。複数回程度行うといいでしょう。目の疲れを感じる場合は無理をせず、少なめの回数で初めることで、日頃のちょっとした意識で、目の健康は保てます。できるところから、始めることが大事です。

外科医が手術を遅らせる?

皆さまの職場の禁煙対策は、どのような状況でしょうか。大企業では分煙や禁煙がかなり徹底されてきていますが、中小企業では残念ながら、まだまだ十分ではないのが現状です。

たばこは、循環器疾患、糖尿病、がん、慢性呼吸器疾患、生活習慣病の危険因子であるのは言うまでもないことです。喫煙者は非喫煙者に比べて、食生活の偏り、身体活動量の不足といった、生活習慣の乱れを併せ持つことも報告されています。

呼吸器の外科医によると、喫煙者の肺がん患者の場合、予後が悪いためすぐに手術ができないし、治療の選択肢も少なくなってしまうようです。手術を遅らせるケースが考えられます。

禁煙は、いつ始めても遅くはありません。自力で禁煙するよりも「比較的楽に」「より確実に」「費用もたばこ代より安く進められて」禁煙補助薬や禁煙外来を活用する方法もおすすめです。禁煙プログラムをサポートしている企業もあるみたいです。禁煙成功者は、何度か試してゴールされることがほとんどです。挫折してもトライする気持ちが大事です。

体重増加を気にされる方も多いですが、確かに調査結果からも禁煙して約8割の方に2キロくらいの体重増加は認められるようですが、それは一時的なものと考えられます。禁煙によって体重が増えたと悩んでいる方は1か月目あたりから、体重コントロールでしっかり予防できます。いずれにしても、禁煙は一人だけで挑戦するよりも周りも含めてサポートしていく体制は必要だと思います。

コンビニで健康食事!

今年のゴールデンウィークは、9連休の企業も多かったと聞きました。1年で体重が増えやすいタイミングとして、年末年始と連休だそうですが、皆さんのお腹周りや体重は大丈夫でしょうか。

薄着の季節になってきますし、春の健康診断や交代勤務、残業等で忙しい方も、手軽にできる方法で食生活を見直す機会にしてみましょう。

コンビニは、今やどこにでもあり、便利で心強い味方ですが、使い方次第で健康な食事につなげることができます。

「平成28年国民健康・栄養調査」の朝食欠食率では、男性15.4%、女性10.7%で、10年前と比べると少し増えています。特に、20代は10年前の30.5%から37.4%と増えていて、保健指導でも必要な方が多いと思っています。

朝の目覚めが悪かったり、食欲がない等の方は、つい朝食を食べなかったりコーヒーくらいで済ませてしまいがちです。まずは、前の日の夕食の時間や補食等の工夫も必要です。

コンビニでは、色々な食品を組み合わせ、単品でもできるだけ赤白黄緑黒等のカラフルな色が入った食品を選んでみましょう。朝は体を温めて仕事モードにするためにも、牛乳や豆乳、バナナやヨーグルト等の簡単な物だけでも食べるようにしましょう。

菓子パンや丼もの等は選びやすいですが、野菜サンドやツナや卵サンド、色々な具が入った中華丼やおかずの種類が多い幕の内弁当等はバランスがよいです。また、野菜が少ないと感じたら、サラダや野菜スープ、豚汁、野菜100%のジュース等をプラスします。

時間がなくしっかり食事が取れなかったり、残業で小腹がすいた時等、集中力を切らさないためにも、コンビニを使ったおやつを取り入れてみてもいいです。甘い飲み物やお菓子は、急激な血糖値の上下により眠気やだるさを感じやすくなり、脂肪蓄積にもなります。食物繊維の多い、ゴマや海苔等のおせんべいや甘栗、豆系のお菓子、食事の不足も補えるビタミンやミネラル豊富なナッツ類(できれば無塩のもの)、ドライフルーツ等は体調も整えてくれます。体を疲れにくくするには、たんぱく質が取れるヨーグルトや豆乳、ゆで卵、煎り大豆、プリン等のおやつはおすすめです。

コンビニを上手に活用して、日々の体調を整え、元気にお過ごし下さい。

歩き方を工夫しましょう!

今年の桜は早かったですが、お天気もよく長く楽しめましたね。これだけ気持ちがいいと、少し体を動かしてみるにはよい季節になりました。

皆さんも日頃から運動はしなきゃと歩くこと等やっている方も多いのではないでしょうか。ただ、統計によりますと、やっている方はいてもずっと継続してとなるとぐっと少なくなってしまいます。厚生労働省もあと1000歩増やすようよびかけています。時間にすると約10分ですが、忙しい毎日だとここが難しい所ですね。

そこで、まず普段の歩き方を少し意識してエネルギー消費量アップをしてみましょう。ご自分の日ごろの歩き方はどんな感じでしょうか。なかなか自分では見るのは難しいですが、靴の裏を見て下さい。内側だけあるいは外側だけ減ったりしていませんか。正しい靴の裏の減り方は、よい歩き方だとかかとから着地して、親指側のつま先で蹴り出しますので、かかとの外側と前の方が減っているようになります。内側が減っていると、重心の移動が内側に偏っていて、足裏だけでなく足首や膝等の関節にも負担がかかりやすい歩き方になっています。外側が減っている場合は、O脚の方に多く見られて、重心の移動が外側に偏っているので、膝や骨盤に負担がかかりやすい歩き方と言われます。中高年以降の方に多い膝関節症の原因にもなります。

歩くことは、椅子に座って安静にしている時の3倍の運動強度があります。まずは歩くことを意識して、だんだん歩く強度をあげていきましょう。20メートルくらい先を見て、歩幅をいつもより5㎝くらい広げて、腕を振るのを意識して普段より少し早く歩くようにしてみます。毎日の10分の早足歩きは、生活習慣病予防に効果があります。早足歩きの強度は人によって違うと思いますが、「ややきつい」を目安にしてみます。通勤の時間を使って是非やってみて下さい。

平日の歩きは難しいと思われる方は、週末にやってみる、近くの移動はなるべく歩くあるいは、ラジオ体操、趣味のゴルフの打ちっぱなし等、自分の好きなことで今より少しだけ体を動かすことをしてみましょう。