タセツに交流

「タセツ」って耳慣れない言葉ですが、漢字で書くと「多接」だそうです。多くの人・物・事に接することを意味するということだそうで、そう言われるとなんとなく分かります。まさしく、多くの人と交流し、さまざまなもの、事柄に接して、創造的な生活を送る・・・。好奇心をもって人生を過ごしていると、活き活きと過ごせるものです。毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」と定めて広く啓発活動が行われています。今年のスローガンは「人・物・事 出会い重ねて 健康寿命」となりました。

健康寿命の秘訣は、「一無・二少・三多」と言われています。一無とは、禁煙のすすめです。タバコの身体への悪影響は知られている所だと思います。二少は、少食・少酒のすすめです。腹八分目は医者いらずと言われているように、暴飲暴食を控えることは健康維持には欠かせません。三多は、多動・多休・多接のすすめです。最初の2つは説明不要ですよね。私は三多の中の特に多接は忘れがちだと思っています。

仕事柄全国色々な所へ出張をすることが多いのですが、先日は新幹線の中で小さなお子さんを連れた親子と隣同士になりました。子供に笑いかけたのをきっかけに、たわいもない会話が始まり、子育てや仕事のことなど色々なお話しになり時間を忘れた楽しい移動となりました。きっと初めて会った親子との時間や空間が、いつもの慌ただしいやり取りや追われた感じと違い私にとっては癒しであったり、よい刺激になったのだと思います。

心の健康維持のためには脳の疲れの回復が大事と言われますが、人・物・事にたくさん接することで、脳も元気になり活力になります。いつまでも興味や好奇心を忘れず、多接を億劫がらずに交流をすることで、健康寿命も若さも保っていきたいものです。是非、今月は皆様も接する人との交流を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。