目のケアを忘れずに!

 健康診断で必ず視力は測定しますが、あまり結果を気にされる方は少ないのではないでしょうか。脳は頭蓋骨に、心臓は肋骨で守られていますが、目は唯一むき出しになっている臓器になりますから、外からの外傷や障害を受けやすくなります。

 また、情報の9割は目から入りますが、一番早く老化が進みますし、寿命は60年~70年が限界で、メンテが必要とも言われています。本当は脳や心臓と同じくらい気を付けてケアをしてあげなければいけないですね。

 失明の原因は、緑内障が4分の1で糖尿病での失明を含めると半分くらいになるそうです。緑内障は、白内障を放置するとなることもあると言われますが、白内障はお年寄りの病気と思いがちですが、最近は40代の方や20代~30代の若年性白内障もいます。明るいものがまぶしいと思ったり、物がいくつもダブって見える等、見えにくいと思ったら早めに眼科を受診しましょう。

 今は、スマホ等による目の負担も大きくなってきていますので、スマホを使う時間や姿勢には気をつけましょう。また、1時間たったら、遠くをぼーっと見たり、温かいタオルやこすり合わせた手を目にあてて、目の緊張や疲れをほぐしてあげましょう。仕事の合間や隙間時間に目や手、足のツボを押してあげるのもいいと思います。メガネも定期的に症状が進んでいないか視力検査も大切ですね。食事では、目にいい食材である緑黄色野菜(ブロッコリーやほうれん草、パプリカやトウモロコシ(缶詰でもよい)、鮭や桜エビ、ぶりやサバの水煮缶等も目だけでなく、抗酸化作用や血管を若々しく保ってもくれますのでたくさん取りましょう。

 忘れがちですが、日頃から目のケアもしっかりおこなってあげましょう。