夏休み

8月に入り、夏真っ盛り。どこに行っても子供や家族連れがいっぱいです。皆様も夏休みを楽しみにされていらっしゃることでしょう。「夏休み」というと、家族や友人と一緒に過ごすというイメージがあります。でも、もともとは明治政府が教育のために、西洋の先生を呼んで、その先生が夏休みを取るのは当たり前との風習があり、それ以降日本も「夏休み」という概念が入ってきたそうです。それまでは夏休みなんてなかったのですね。

働く方にとって「休み」は大事なものですが、まとまって取る休みといえば、産休や育休、介護等でしょうか。厚労省は「年次有給休暇の取得率を2020年までに70%以上」とする目標を掲げています。ちなみに、2014年の年次有給休暇取得率は、47.6%です。皆様の状況はいかがでしょうか。

休み方もさまざまで、夏休みと言ったら、お盆あたりに工場などは一斉に止めてお休みにするところもあったりしました。最近は一斉に休みをとらずにずらしてとるケースが増え、まとめて5日間とったり、2回に分けてとったりと、その人のライフワークに合わせて柔軟になってきています。

いずれにしても、働きながらお休みを取るには、日ごろの自分の業務をそれに合わせて片づけておきたいものです。そういう意味では、いつでもどこでも仕事ができるリモートワークを取り入れている企業もあるようです。なかなかお休みを取れないという方は、今までの働き方や作業方法を見直し改善して頂くことも大切です。厚労省の「働き方・休み方改善ポータルサイト」では、個人向けと企業向けに、自分の働き方を見直し、改善につなげるようなヒントが公開されています。是非、のぞいてみてください。

暑い日が続きますが、水分や栄養補給とともに、心の体のエネルギー補給の夏休みを楽しんでお過ごしください。